会長あいさつ

 全国公立学校事務長会会長

小杉 聖子

  

はじめまして。今年度より全国公立学校事務長会会長の職を承りました。

8月の全国事務長会総会並びに研究協議会には、全国各地から多くの参加をいただき感謝申し上げます。

公立学校(高等学校・中等教育学校・特別支援学校)において事務室は、文部科学省
からの施策を受け各地域の教育委員会の管理下のもと、学校経営を委任されております。

義務教育とは異なり、各学校の特色を持ちながら生徒募集対策から始まり、進路実現のための施策、そして保護者並びに生徒の満足を得て「卒業」までの期間、学校としての個性を最大限発揮するための基幹組織です。

私たちは教育によって将来納税者を育てるというミッションを持っていると考えます。 

公立学校の役割、特に高等学校等においては10年後の日本を見据えた政策でなければならないと考えます。現在一人1台端末という施策から、学校ICT教育の標準化と同時にICT教育の実践とグローバル化を見据えた教育政策により子供たちが国境を越えて活躍できるようにと進めています。

また、普通に生活できる豊かな国民になれるようにその役割を果たしていく使命があります。現在はほとんどの家庭が共稼ぎとなり学校は子供の教育をはじめ、モラルや社会性を身に着け安心して預けられる場所でなければなりません。間違っても事故やいじめなどで命を落とす場所であってはならないと思います。

私たちは教育行政を実践する職員として、学校を守り教職員を守りそして子供たちの
育成を守り平和な日常生活を維持できるようにというのが基本目標ではないかと思いま
す。

 

全国公立学校事務長会は全国の高等学校・特別支援学校を繋ぎ、連携しながら健全な
学校教育を維持し、将来の日本を生きる世代に希望をもって送り出していく役割を果た
すべく皆さんと力を合わせて明るい未来へとつなげていきたいと思います。

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